肩こり　歯痛　心筋梗塞

肩こりと歯痛を併発してしまう人がいます。
これはどちらが先に起こるのかと議論されることがありますが、同時に起きることが少なからずあるとされています。
では、その原因とされるものは一体何かと言えば、姿勢の悪さがまずあげられます。
普段から猫背気味に過ごしている人だと、気づかない間に身体に負荷がかかっていることが多く、それが肩こりが起きる理由の一つとなるのです。
歯痛に関しては、無意識のうちにやる歯噛みが影響しています。
これはストレスをためがちな人に当てはまる事柄です。
こうした事情により、一日中パソコンの前で同じ姿勢を保ちながら作業をする人は、運動不足などからストレスをためやすく、肩こりと歯痛を同時に起こすことが珍しくないのです。

肩こりと歯痛を同時に起こした場合は、心筋梗塞の疑い盛ります。
心筋梗塞と言えば、胸が強く痛むものだと考えている人が多いのですが、その前触れとして問題の症状が起きることがあるのです。
これは心臓の神経が肩や歯のそれに近いことに起因しています。
脳がそこに痛みがあるのだと勘違いしてしまうのです。
そのため、重労働をした覚えもないのに肩こりが酷くてそれが治らない、歯医者に行ってもどこも悪くないと診断された場合は、心筋梗塞を疑うようにしましょう。
ただし、心筋梗塞になったのだと思い込むことで、本当にそれになってしまうこともあるので、あくまで頭の片隅に止めて奥ぐらいに留めましょう。
ことわざにあるように、病は気からというのを、忘れてはいけません。