肩こり　重症　症状

肩が凝る、肩こりというのは、日本独自の名称になります。
外国では同じ症状のことを、首や背中の疾患としての認知度が高いのです。
症状に関しては、個人の感覚なので様々な表現がもちいられています。
最も多いのは、何となく肩がだるいとかしんどいというものです。
首や肩、背中に症状が出やすく、不快感を訴える人が多くいます。
肩こりが起こる原因の一つには、同じ姿勢を取り続ける場合がみられるのです。
同じ姿勢を取り続けることにより、血行が悪くなってしまいます。
血行が滞ると、酸素や栄養が循環しづらくなるのです。
つまり疲労物質が溜まってしまい、肩こりという症状になります。
原因は色々あることが考えられる肩こりですが、多くの場合病院での受診を行う人は皆無に近いです。
たいていの場合は、症状を改善するためにストレッチやマッサージあるいは市販の薬を使用します。

しかし肩こりに似た症状を発しながらも、実は肩こりではないという事象もありえます。
例えば五十肩や寝違えなどが、それにあたるのです。
他にも頭痛やめまいが起きたりと、重症化することがあります。
重症化した場合も、他の疾患であることが想定できるので、その場合は速やかに受診することです。
主な疾患として想定できるのは、椎間板ヘルニアや頸部脊椎症、骨や軟骨の障害などになります。
また動かすと痛みを伴うといった場合は、末梢神経圧迫といった場合もあるのです。
重症化した場合は、不快なだけでなく日常生活にも支障をきたします。
同じ姿勢を取り続けた時には、一定の時間が過ぎたら軽いストレッチを意識することで重症化を防げます。
快適な生活を送るためには、少しの努力と意識改革が必要です。